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【保育士を辞めたい】人間関係が嫌で退職したいときにやるべきこと

保育士って意外と気を使う職業なんですよね。

子供に囲まれて幸せ...とはいかず、保護者などとも対話する機会が多いだけでなく、上下関係を気にする人も多いのではないでしょうか。

そんな保育士で人間関係に悩む人のために、今回は対処法について紹介していきます。

人間関係で悩む保育士はどんなことに悩んでる?

人間関係について悩んでいる保育士は多いと記載しました。

では、具体的に何に悩むことが多いのでしょうか。

ここでは保育士数名にインタビューし、その内容について紹介します。

保護者との関係に悩む

一部の保育士の声としては、やはり保護者との人間関係に悩む人が多いようです。

というのも、日中は子供の世話をするものの、朝と夜は保護者と接することになります。

場合によっては預けている間、どのように接していたか、何をしていたかを離す必要もありますよね。

もちろん保育士だってずっとその子につきっきりというわけではありません。とはいえ、やはりそこは説明すること神経をすり減らし、伝え方を考える必要があります。

 

同僚との関係に悩む

保育士の中には、同僚との関係に悩む人も多い様子。

子供がいても保育所はやはり職場。一緒に働く仲間と必ずしも馬が合うわけではありません。

そのため、場合によっては反発したり、協力し合えない同僚がいる場合もあるのです。

保護者からの評価・社内トラブル。様々なコミュニケーション不足が原因で人間関係がこじれてしまうこともあるでしょう。

上司との関係に悩む

保育士の中でもこの声は多くありました。上司との関係に悩むケースです。

職場の保育士にも上下関係は色濃く表れており、先輩の言う事、園長先生の言う事は絶対...という風潮は残ってしまっている様子。つまり縦型社会が一般的なんです。

例えば、園長先生のこだわりが強ければ、それに従うことが当たり前。中には着る服の色の指定まであるとか。(決してやすいモノではない場合も)

そのため、新人の意見は通りにくく、過ごしにくい、働きにくい環境もあるようですね。

保育士のサービス残業は平均4時間。残業を回避する為には

 

人間関係で保育士を辞める人は年間3割

女性の学生の中には、保育士を目指す人も多いように感じますが、実は保育士は退職率が高い職業なんです。

その退職理由のほとんどが人間関係が原因で退職しているんですよね。退職の割合はおよそ3割。そのためかなりの数の保育士が人間関係で悩みんでいることが分かります。

 

保育士が人間関係で悩んだら

では、保育士が人間関係で悩んだ場合、どのように対処していけばよいのでしょうか。

ここではその悩ましいトラブルについて考えていきましょう。

関係修復を目指す

人間関係がこじれた場合、やはり仕事上関係修復を目指すことが必要です。

そのため、まずは最低限の人間関係を修復する方法について知っておきましょう。

以下の方法は保育士に限らず、全ての仕事で活用できることです。

  • 園長・主任などの上司に相談する。
  • 積極的なコミュニケーション
  • 仕事で成果を上げて認められる

とはいえ、ドラマの様に何か少しの努力でその人との関係が修復できるほど甘くはないですよね。

そのため、こういった心がけは長期間のスパンを経て改善されるもの。根気強く取り掛かることが大切です。

転職すべきか?

保育士が人間関係で悩んだら、根本的な解決は難しい場合もあります。その場合には、転職することも視野に入れておきましょう。確かに関係を修復するように努めることも大切です。しかし人によってはそういった人間関係を修復することに努めるのはストレスを感じる場合もありますよね。

心身の健康を考えた場合、やはりその職場に拘るのではなく転職を考えるのもアリかもしれません。

最近では転園する人も増えている様です。たくさんの保育園を持っている会社があり、他の園に転園したいと申し出て転園できるケースもある様子。

ただ、保育園の転園は実はたくさんあり、数年後に嫌だった人と同じ職場に...ということも全然あり得るので注意しておきましょう。

 

保育士の資格や経験を使って転職するのであれば、別の系列の保育園に就職することもアリかと思います。その一方で、子供が好きなのであれば、子供に携わることができる保育園に就職しても良いでしょう。

主に、以下のような仕事が考えらえれます。

  • 病院内保育施設
  • ベビーシッター
  • 幼児教室の先生
  • 家庭福祉員(保育ママ)
  • 病院内保育施設
  • 児童養護施設
  • 学童保育
  • 託児所

保育士を辞められない場合の対処法

保育士を辞めたいと思っていても、会社によっては「絶対に辞めさせない」と宣言している会社もあるようです。ブラック企業感がスゴイですが、実際はこのような会社も多くあります。

というのは、保育士はテレビでも話題になっている様に、かなりの人手不足になっているんですよね。そのため、職場としても辞めにくい雰囲気が出ているのではないでしょうか。

保育園を辞めにくいと感じた場合には、やはり保育園側と相談や交渉を繰り返すのがベストです。

とはいえ、やはり上手くいかない場合だってあるでしょう。

そんな時には退職代行を利用するのも手段の一つ。転職支援サービスも付いている場合も多く、保育士を辞めてまた別の会社の保育士へ...という人も少なくないようです。

まとめ

やはり職場の人間関係のストレスに悩む人は多くいます。しかし、ストレスは時には体に毒となります。ひたすら人間関係のストレスを溜め込むのではなく、保育士という経験とスキルを活かし、気軽に転職することも時には必要なのではないでしょうか。